チャママと呼ばれた日
ワクチンもすべて終了し、お散歩に出るようになった。
近所の人達ともすっかり顔なじみになっていったある日のこと。
世間話しをしていると、突然
チャママ
と呼ばれた。
聞き覚えのない言葉。きょとんとしていた私に
だってチャーのお母さんでしょ。
だからチャママ。
と笑われてしまった。
ショー君を飼ってから、だいぶ年月は経っていたが
ほぼ家ネコのショー君。
近所でショー君の存在を知っている人は少なかった。
出窓からたまに見えるショー君。
なので、ショーママと呼ぶ人はいなかった。
子供のいない私に、ママという言葉は一生無縁だと思っていたから、
すごくうれしかった。
本当にママと呼ばれる日が来るなんて、思いもしていなかったのに、
チャーのおかげだね。
ママの子になってくれて、ありがとう、チャー!!
この日以降、チャママとチャパパになった二人。
更に以前の記事で紹介した父は、じいじと呼ばれるようになった。
本人はとても嬉しそうだった。
しかし、そんな余韻に浸かっていたのは、束の間。
幼獣チャーとの奮闘はまだまだ続くのである。
じっとしていることを、知らない幼獣。
手を放すとすぐに、先輩のもとへ行ってしまう。
先輩、一緒に遊んでワン!!
こっち来るなニャ~
遊んでくれなきゃ、チャーいじけちゃうよ。
だから、そこ俺の場所だってば!!
ショー君の苦悩もまだまだ続く。
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